1月 15 2015
餅つき?というか丸めた
島根の実家では毎年やっているという餅つき。
いつもはもらうばっかりだったんですが、今年はせっかくだから参加して、つきたてのお餅を食べたい!
とリクエストし、もう一度は終わっていた餅つきをもう一度やってもらいました。
今回使ったもち米は仁多米。
仁多米とは、島根県仁多郡奥出雲町で収穫されるコシヒカリの産地ブランドで、
西日本で唯一「特A」を獲得した「東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米」と言われているいいお米。
なかなかのお値段だと思うけど、毎年このお米を使ってお餅を作っているらしい。
そのもち米を10時間浸水→ザルで30分以上水切り→蒸す→つく→丸めるのです。(今回は2升)
なかなかの長丁場ですね。
そういえば関東は切り餅、関西は丸餅、っていうイメージですけどどこら辺が境なんでしょうか?
調べたらちょっと長くなりそうだったのでこれはまたの機会に。
さてさて、我が家は杵とか臼とかではなくタイガーの餅つき機を使用。
いまはホームベーカリーなどでも餅つき機能があるモノがあるけど
この餅つき機はすごい!2升までいけるビッグサイズ。
年に数回しか登場しなくてもあったらいいかもって思っちゃう。
餅つき機の一番下の窪みに水を入れて、ボールのようなモノの底に穴が空いていて、
そこから蒸気が上がってきてもち米を蒸す、と言うモノ。
穴の数が少ないのでちゃんともち米を浸水しておかないとちゃんと蒸し上がらないんですね。
蒸し終わると機械はそのままつく作業に入っていきます。
15分くらいついたら光沢のあるつるんとしたお餅に変わっていきます。
この間水は一切入れず。そうすると弾力のあるお餅になるんです。
ばんじゅうにもちとり粉をしいておいて、その上に餅の固まりをどーんと移動します。
それを丸いお餅にしていくんだけど、リクエストのつきたてのお餅はこのタイミング。
きな粉をつけて食べました。ひとつしか食べなかったけどめちゃめちゃおいしかった。
一人がお餅をちぎって、もう一人が丸めてばんじゅうに移し、手のひらでぎゅっとつぶします。
あんまり分厚いと冷めにくいのでなるべくつぶしたいんだけど、弾力がありすぎてつぶれない!
ばんじゅう2枚分のお餅を丸めたら、廊下で2日くらい乾燥させました。
毎日寒かったのであっという間に冷め、乾燥しましたね。
余談だけど、おもちをちぎるときにゴム手袋を使うと手水を使わなくてもお餅が手につかない。
それも使い捨てのではなく、お掃除用なんかのちゃんとしたやつ。
見た目はさておき、試行錯誤の上研究された、なかなか無駄のない餅つきでした!
ポケキチpeco
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