5月 27 2009

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唐辛子

Posted at 12:45 AM under 色々


ナス科トウガラシ属の1年草。熱帯では、多年草になります。

中南米が原産。コロンブスによりスペインに移植されると、わずか200年の間に世界中に広まり、世界各国の料理に大きな影響を与えます。

日本には、1542年にポルトガル船が伝えたという説が有力。

日本ではかつて50種類以上も栽培されてましたが、最近輸入に押され気味です。

辛味種と甘味種に2分。

<種類>
●熊鷹(くまたか)-日本では、最も辛みの強い品種(赤唐辛子)。乾燥させて香辛料として使う。tougarasi1

●獅子唐(ししとう)-甘味種のうち、小型で肉薄の品種の未熟果実。先端がへこんで獅子の鼻に似ているのでシシトウと呼ばれます。10個のうち1個位、なぜか辛い実が混ざる、食べ物界のロシアンルーレット。

●伏見甘-京都の伏見で栽培されてきた品種で辛みはありません。焼いて、鰹節と醤油で食べると甘みがあって美味。

●万願寺唐辛子-伏見甘と大型ピーマンのカリフォルニアワンダーとの交配でできたと言われる、15㎝以上になる甘唐辛子。京都の舞鶴市万願寺地区固有の品種。肉厚で美味しい。manngannzi

●葉唐辛子-品種の名前ではなく、辛味の強い唐辛子の葉。漬物や佃煮が美味。

●カイエン-小粒で鮮やかな赤の大変辛い唐辛子。ギアナの首都カイエンで品種改良。タバスコに使われてます。

●ババネロ-オレンジで丸っこい形。市販されている品種では、最も辛い。
babanero

●ハラペーニョ-緑色の短い唐辛子。テキサスなど米国南部で栽培され、主にピクルスに。

などなど・・・

<使い方>
唐辛子は、小さく切るほど辛味がまします。あまり辛くしたく無い時には、丸のまま使いましょう。種の周りの内壁の部分に強い辛みがあります。

辛味成分は、油に溶けやすいので油に辛さを移して使う方法もよくとられます。

100度の時にもっともよく辛味が溶けます。

唐辛子には、野菜の灰汁を止める作用があるので、タケノコやナスを煮る時に入れる。

ポケキチ ナス美

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