6月 13 2012
とにかく綺麗な料理写真が撮りたい!ライティング編⑩
これも大事、ライティングについてです。
今回で最終回となります。
別に、料理に光が当たってるんで、そのまま撮れば良いじゃん!
って思う方もいるはず。 確かに間違いではありません。
でも、より綺麗に、より美味しそうに、と思うと少し小細工する必要が出てくるんです。
カメラ本体やレンズの性能は写真に大きな影響を与えますが、実はライティングが結構大事なんです。
これぞ感性! って感じです。
感性なんで文字で表すことは不可能。
じゃなんて書けば良いのか判りませんが、一応書いときますね。
料理写真を撮るときには、逆光気味に光をあてます。
つまり、見て向こうから光がくる感じです。
必然的に手前は暗くなります。
だから、手前に光をあてて少し明るくするんです。
この明るくする板をレフ板と言います。
何回か前にかきましたよね。 適当な白い物で代用して下さいと。
そうなんですよ。
逆光気味に写真を撮るんです。
一般的には、自分の背から光がくる順光ですが、料理写真は真逆なんです。
逆光気味に撮るから、しずる感や立体感がでて美味しそうな料理写真がとれるんです。
お店などでは、これを求めることは難しいですが、自分の家や部屋だったら可能。
逆光気味の所を探して撮ってみて下さい。
ちなみに、光は1種類だけ、一方向だけが良いです。
先ずは、蛍光灯を消す勇気をもつことから始めましょう。
では例を。
曇り空の15時位。
窓からは太陽の光がほどよく部屋に入っている。
手作りした料理を逆行気味において、さぁ、気が済むまで撮影して下さい。
ボケ写真を撮りたい場合は、F値は一番小さい数字になってますか。
手持ちの場合シャッタースピードは、1/30以上ありますか。
もしなかったら、ISO感度をシャッタスピードが1/30以上になるまで大きくして下さい。
もし三脚を使っていたら、シャッタスピードは1/8位まで大丈夫です。
多分、今までとは違う綺麗な料理写真が撮れると思います。
あぁ~。
大事な露出補正のこと書くの忘れてた!
露出補正は、+0.5~1.0で撮りましょう。
カメラの説明書みれば、どこかに設定の仕方が書いてあります。
料理写真の場合は、少し明るめの方が美味しそうに見えますから。
特にJPEGファイルだしの方は忘れないようにして下さい。
最近、RAWファイルしか使ってなかったんで大事なこと忘れていました。
ポケキチ 本田
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