8月 29 2014

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酒屋?立ち呑み屋?角打ち初体験

Posted at 3:03 PM under お店,お酒,ぼやき,名前の由来


先日ささかまをお裾分けしていただいた時に連れて行ってもらったお店。
狭い店内に大勢のサラリーマンが・・・。

見た目立ち呑み屋。
でもどうやら酒屋さんのようです。
「角打ち」。
酒屋の店頭でお金を支払いその場で立ったままお酒を呑むって行為は、じつは日本では
江戸時代から一般的に行われていたようです。
地方によっても呼び名はさまざまで鳥取・島根あたりでは、「たちきゅう」・・・立ったまま、きゅうっとやる。
東北地方では「もっきり」だって。
 
初めて聞いたんですが、北九州や関東では酒屋の店頭で酒を飲むことを「角打ち」というんだそうです。
秤り売り用の酒を、升を借りて縁に乗せた塩をアテに、その場で立ち呑みしていたところからその名がついた模様。
「角打ち」は、正規のルートで入ってきたお酒を安価に飲むことができる、ということで店内は見た目酒屋。
値札のついた一升瓶がずらり。
その所々にちょっとしたガラステーブルがあり、そこでみんながお酒を飲んでいるんです!
雰囲気は昭和っぽく、でもグラスは安っぽい感じではなくてちゃんとした手びねり風のおしゃれグラス。
 
店内奥にはレジがあり、酒屋風のおじさんとお兄さんがいました。(飲み屋風ではない)
そしてレジの回りには駄菓子屋みたいな雰囲気でおつまみがいろいろ置いてあります。
乾き物、竹輪とかサラミとかチーズとか。おせんべいとかスナック菓子とか。
 
それでまずは席を確保して注文します。
私は日本酒って気分ではなかったので梅酒を探したんですが
ちょっとわからずにとりあえず「生ビール」って言ってしまった・・・。
でもグラスの生が1杯380円でした!安い!そしてうまい!
 
私たちはみんなビールだったんですが、ビール以外のお酒はグラスと受け皿を渡されて、
テーブルまで一升瓶を持ってきてくれて注いでくれるらしい。
アガル!!!
よくよくみたら梅酒もあったんですが、1杯いくら、って感じで店内にある
全国各地の美味しいお酒を飲むことが出来るんですよ。
店内の写真ももっと撮ったらよかった・・・。
 
ちょっと楽しかったです。
本当はしっとり系のなにかをつまみに呑みたかったけど、そういうもんじゃないらしい。
「角打ち」は単純においしいお酒を楽しむためのモノなのでそんなに長居は出来ません。
基本的に飲食店じゃないのでお店もサービスは出来ないし、椅子も置いたらいけないんだそう。
美味しいお酒をきゅっと呑んで、帰るなり、次の店に行くなり・・・という大人な粋なお店でした~。
 
ポケキチpeco

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