9月 17 2014
瀬戸のほんじお
先日、S先生オススメだという味の素の「瀬戸のほんじお」が教室に届きました!
この塩のすごいところは国産の塩だということ。
国産の塩の中には、製品名に日本の地名がついていても、輸入塩を原料としたものが多いんです。
主にオーストラリア、メキシコ、などから輸入した天日塩を国内で溶解し、精製・加工しています。
伯方の塩なんかもそうですね。パッケージにそう書いてあります。
塩はしょっぱいってイメージですけど、しょっぱいのは塩化ナトリウム。
おいしいと感じる塩には塩化ナトリウムの他に「にがり」がちゃんと残っています。
にがりはカリウム、マグネシウム、カルシウムなどを主成分としていて
これがまろやかさとか甘さなんかを感じる要因になるんです。
ニガリをそのまま残す製塩法を各社が独自に考えていて、旨みのある塩ができあがるんですね。
私は「瀬戸のほんじお」のあら塩(精製されていない、しっとりした粒のあらい食塩)は
使ったことがあったんですが、焼き塩タイプを使ったのは今回が初めて。
あら塩はけっこうつぶつぶしているのでだんだんに溶けていくのが特徴。
漬け物とか、汁物なんかにはいいと思いますけど炒め物やドレッシングにはちょっと使いにくいかもですね。
同じ塩でもあらじおとさらさら塩だと味の付き方、感じ方がちょっと違うのがおもしろい!
いま授業で使用している焼き塩タイプはあら塩を高温直火製法で焼いたサラサラの塩。
サラサラといってもにがりのせいか、ちょっとしっとりした細かすぎる感じのサラサラです。
なのでぱらぱら降りかけるのは難しい。
高い位置から均等にぱらぱらしないと、どばっとかかってしまう可能性が。
計量するには量りやすいですけど。
パスタの茹で汁なんかにたくさん入れる塩は安い塩、漬け物、マリネなどに使うとき、
天ぷらや揚げ物に添えるとき、などなど使い分けると最低2種類は持っておいて損はないですよ!
ポケキチ peco
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