2月 14 2015
四季亭でランチ③
お腹もいっぱいになってきたところでデザートです。
温かい白玉の入ったお汁粉でした。
あられが香ばしくて、一手間ですけどよかったですね。
甘さも控えめでほどよい小豆のつぶつぶ感がおいしかった。
しかも懐石では珍しく、食後のコーヒーも出ました、とっても薄めの。
このお椀の下に敷いてある葉っぱって何ですか?って聞いてみたら、
よく聞かれるのか、例の仲居さんが詳しく教えてくれました。
本当は敷地内にいろいろな木がたくさん植わっているのでその木の葉を
飾っているのかなと思って聞いただけなんだけど、ちゃんと仕入れたものだったようで。
ユズリハという背の高い木の葉だったんだけど、なんでも春に枝先に若葉が出たあと、
前年の葉がそれに譲るように落葉することからユズリハっていうらしい。
それが、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物ってことで、
お正月の飾りや庭木に使われることが多いそうですよ。
勉強になった。
銀座や京都なんかの料亭が料理に添える紅葉などの葉も、実は四国の山奥のおばあちゃん達が、
収穫して出荷してるっている話ありましたよね。
そういう添え物にも気を配ることができるといいなとふと思ったんです。
ちょっとした時間でしたけど、なかなか素朴で(失礼か?)味のあるランチ懐石でした!
ポケキチpeco
No responses yet