5月 17 2015
山菜の天ぷら
先日おいしい山菜の天ぷらを食べて触発され、実家に帰った時に作ってみました。
5月に入ったばかりでしたけど、うちの近所のスーパー以外には山菜は置いてなかったですね。
それでも3種類の山菜を手に入れました。
山菜、というのは山野に自生し、食用にすることができる植物の総称。
通常栽培はされず、自生しているものを採取するものなんですね。
野菜は今や品種改良なども盛んに行われているし、栽培できるモノですけど
山菜はそうじゃなく肥料も、虫がつかないような薬も使われずに自生していて
おいしく食べられるってよく考えたらすごい。
まぁ、それでも最近ではハウス栽培が出来るようになっているみたいですね。
それでもいいと思います。お値段も安定しているし、いつでも手に入るし。
そしていつか、本当の味を知った時に「全然違う!!」ってことがわかれば。
さてさて、今回なんとか手に入れたのは「こしあぶら」「こごみ」「たらのめ」。
この3種はあく抜きや下処理が不要なので手に取りやすい山菜。
本当はふきのとうが欲しかったんだけど残念ながら手に入らず。
なんでもふきのとうが山菜の中で最も早く収穫できるそうですよ。
「こしあぶら」は最近知った名前なんだけど、たらのめと同じウコギ科の植物の新芽です。
香りはたらのめに負けないいい香り(苦味)なんですが、お値段がちょっと安いのと
シュッとした形が見栄えする感じです。(残念ながら写真には写ってない)
これは結構気に入ったのでまた来年絶対食べると思います。
「こごみ」はシダの一種。見た目渦巻き状にぐるぐるしています。
開いたらもう食べ頃を過ぎたってことだからさらに収穫時期が限られてきますよ。
群生しているために、一度に多くの収穫ができる山菜です。
だけどこれが大量に生えていたらチョット引くかも。
これはお浸しやゴマ和えも向いているんだけど、強引に天ぷらに。おいしかった!
だけど数本で満足しちゃうので、大量に消費するならお浸し系がいいと思う。
「たらのめ」はタラの木の新芽。
むかしから山菜といえば「ふきのとう」と「たらのめ」はスーパーに出てましたね。
木といっても2m~4mくらいにしかならなくて、サクラが8分咲きになるとたらのめが旬を迎えるそう。
でもこれ、今ではスプラウトのひとつとしてスーパーに出てるみたいですよ、スゴイです。
で、こんな山菜をおいしく天ぷらにするのもコツがいりますね。
衣はあつくしすぎず、短時間でさっと揚げるのがいいですよ。
ちなみに写真は食べはじめちゃった天ぷら。
これは父親が揚げたんですが、衣サクサク、山菜ホクホクでおいしかったです!
こういうモノは天つゆじゃなくてダンゼンおいしい塩で食べるべし。
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