12月 29 2008

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お節料理、ちょっと為になる話し

Posted at 9:51 PM under 食材について


この食材、料理ってどんないわれがあるの?

*数の子
ひと腹に5~10万個数の卵があり、その数の多さから子孫繁栄を願う縁起物として、昔から正月料理として祝いの肴となっています。

*黒豆
一年を、まめ(健康)に暮らせるようにと願うものです。
甘くふっくらと煮るのは、関西風。しわが寄るまで無病息災にと、表面にしわを寄せて仕上げるのは関東風です。

*田作り(ごまめ)
ごまめはカタクチイワシの幼魚で塩水で洗って干した物です。
昔、豊作を祈って田の肥料にしたことから、五万米(ごまめ)とも言われて、お米の豊作、五穀豊穣を願って。

*海老
腰が曲がるまで長生きする。長寿を願って。

*梅人参
梅は一つ残らず結実するので、子宝にあずかる。

*きんとん
きんとんは、本来栗を蒸かして作り、栗の色が黄色なので、金団(きんとん)と名付けました。金団は財宝と言う意味で、豊かな暮らしが続く事を願っています。

*伊達巻き
元々は長崎の卓袱料理の「カステラかまぼこ」が、江戸に伝わり「だて巻き」になりました。江戸っ子のイキのよさや派手好きを称する「伊達」に「巻き」は、学問、文化を意味している。

*紅白なます
めでたい時に使われる紅白の幕と同じ意味で、平安、平和を祈る縁起物。

*ゴボウ
ゴボウは細長い形から、細く長くつつましくと言う堅実な生活を願った一品。
根が地中深く入るゴボウは家の基礎が堅固であることを祈る。

*レンコン
穴があいている所から、「将来の見通しがきく」と言う縁起をかついでいる。

*ホタテ貝
ホタテが貝殻を開閉しながら海中を移動する様は、まるで帆を上げて進む船のように見えるところから、帆立と名がついた。
縁起物の宝船にあやかり、また新しい一年を安全に航海できるようにとの願いがあります。

*筍
一夜にして数メートルにも生長する筍。その勢いのある筍にあやかって、家運の勢いも伸ばそうという縁起物。

*昆布
昆布は「よろこぶ」に通じることから、正月の縁起物。

*松風
表は、ケシの実などで飾り裏には、何も細工しない物。
裏がさみしいから浦さみしい。浦のさみしさは松を渡る風の音ということから松風という説もある。

*蒲鉾
半円形は初日の出を連想し縁起がいい。また紅白も縁起がよい。

*里芋
子イモがいっぱい付く里芋には子宝が授かる願いが込められている。

*クワイ
芽が出ているので、芽出たいとめでたいをかけている。

ポケキチ 本田

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