8月 13 2014

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フレンチなトースト

Posted at 7:23 PM under おやつ,料理,色々


たま~に食べたくなるフレンチトースト。
先日レバーペーストと一緒にバゲットを1本買ったんですが、この気温のせいか
全然食べる事が出来ず、半分くらい残ってしまったので、全部フレンチトーストにしちゃいました。

フレンチトーストは、甘いデザートとして、甘くない食事として、各地で結構世界各地で作られていますね。
そしてフランスではもちろん「フレンチトースト」なんて呼んでるはずがなくて
(ナポリタンがナポリ発祥じゃないのと似てる?)「パン・ペルデュ」と呼ぶんだそうです。
これは「失われたパン」、捨てるはずだったパン、という意味です。
固くなってしまったパンの再利用、ってことで生まれたみたいです。
だから「パン・ペルデュ」っていうと残り物料理って感じであまり印象はよくないみたいですよ。
 
厚切りの食パンに卵・砂糖・牛乳(とか生クリームとか)を浸してバターで焼く、というのが
日本のフレンチトーストですかね。
今回私はバゲットで作りましたが、フランスのあるホテルではブリオッシュやパン・ド・ミで
作るらしいです。
 
ブリオッシュは水の代わりに牛乳を加え、バターと卵を多く使ったパンとパウンドケーキの中間
みたいな口当たりの軽いパン。
デザートによく使われますね。(サバランとかババとか、洋酒を染みこませたりして)
 
そしてパン・ド・ミはいわゆる食パンのこと。「食パン」というのは日本語の造語で、
それにあたるのがパン・ド・ミ。
パン・ド・ミのミはフランス語で「中身」のことで、皮を食べるバゲットに対して、
「中身を食べるパン」という意味でこの名前がついているんだとか。
 
同じ卵液でも漬け込むパンの種類が違うと、全然別の食べ物になりますよね。
あとバゲットで作るときは前の日から漬け込んでおくと本当に柔らかくてふわふわに
焼き上げることが出来ます。 
 
あと仕上げにかけるシロップを替えたり、卵液にバニラビーンズや洋酒を加えたり、
牛乳を生クリームに替えたり、全卵を卵黄だけにしてみたり・・・といくらでも高級なデザートに
することが出来ます!
 
今回は前日からではなかったけど比較的長めに浸して焼きました。
別にシロップも洋酒も加えなかったけどふわふわでおいしくて、
軽く2~3枚ぺろっと食べてしまいました~。
 
ポケキチ peco

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