12月 17 2008
ピーマンとパプリカ
赤ピーマンとパプリカとか
ピーマンと獅子唐とか
なんかややこしいこの辺の食材達。
ちょっと分かりやすく整理してみます。
ピーマン・パプリカ・トウガラシは同種
ピーマン&パプリカは「ナス科トウガラシ属」に属します。
トウガラシの品種分類は甘味種と辛味種の2種に大別されて
甘味種の代表が日本で一般的に流通されているピーマン。
一方辛味種で小型の品種が獅子唐・・・
簡単にすると
辛味品種→トウガラシ
甘味品種→小果種・・○○トウガラシと呼ばれるもの(シシトウガラシ)
中果種・・ピーマン
大果種・・パプリカ
こんな感じです
赤ピーマンは?
よく見かける青ピーマンと同じ種類で色の違いは品種と熟度によるもの
なので、未熟なものが青ピーマン。熟したものが赤ピーマンなわけです。
パプリカは?
ジャンボピーマンなんて呼ばれたりもしますが、肉厚の大型種で赤の他にも緑や黄色やオレンジなどカラフルな色があるのが特徴です。
こちらも、ピーマン同様に品種と熟度によって色が決まってきます。
オランダ・メキシコ・韓国などからの輸入されたり、今は日本でも多く生産されています。
利用方法と栄養は?
赤ピーマンもパプリカも甘味と香りがあり加熱調理するとさらに色鮮やかになります。酢などと合わせても退色しにくいのでピクルスなどにも活用されています。
どちらも、ビタミンCを多く含みしかも炒めものなどの加熱調理をしても、その栄養素が減りくいという食材でもあります。
また、青いものに比べてカロテンが多く油と一緒に食べることで更に効率よく摂取することが出来るのです。
熟して赤くなるのは、カロチノイドの一種であるカプサンチンという成分が増えるからで、抗酸化作用があり生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
結果・・・
みんな仲間というわけです。
でも、その種類と栄養素は素晴らしい!!
たかがピーマンされどピーマンです。
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