12月 17 2008
レッツＭＹ食事器具！
あるお弁当屋さんでの話です。
「５時45分にお弁当を届けて欲しいんですが・・・」
そのお弁当屋さんは配達もしているのでさして珍しいことではありません。
「これに入れて届けて下さい。」
とそのお客さんは容器を手渡しました。
ＭＹお弁当箱です。
スターバックスやタリーズなどで見かけるＭＹタンブラー・ＭＹマグ、最近普及しつつあるＭＹ箸、自分の食事器具を持ち歩くことが流行ってはいるけど、よもやＭＹお弁当箱まで！
スタバやタリーズがＭＹ容器を持参した場合、「容器代」として割引しているように、そのお弁当屋さんでもちょっと割引をしたり、ちょっと副菜をおまけしたりしています。
さて、今度はＭＹお弁当箱を手渡されたお弁当屋さんのキッチンの話です。
今回注文されたのは「から揚げ弁当」。
から揚げが５つと漬物、小松菜の御浸しのセットです。
通常ここのお弁当屋さんで使っている容器には容器自体に仕切りがありますが、渡されたお弁当箱は至ってシンプル。正確にはお弁当箱ではなくタッパーです。
ここでお弁当を作る時のポイントをいくつかご紹介します。
①ご飯やおかずはしっかりと冷ます、野菜は水分をしっかりと切る
、などしていたみにくくする。
②冷めても美味しく食べれるよう、肉は脂身の少ない部分を使う、炒め物の油は切ってから入れる、煮物は生姜などで臭みを消す。
③葉物野菜やばらんなどを使い仕切りを作る。
④移動中に中身が崩れないように隙間なくみっちり詰め込む。
その他にも、これからの時期はお酢を使って調理をして防腐したり、ケーキを買ったときなんかにもらえる小型の保冷剤を使うといたみにくくなります。
で、話は戻ってＭＹお弁当箱を使ってお弁当を作る事になったキッチンです。
単純にからあげ、漬物、小松菜を詰めたのでは隙間ができすぎてしまう、漬物も小松菜もどんなに頑張って搾っても水分は無くならないし・・・さて困った！
実は、さっきからお話している「お弁当屋さんのキッチンの人」とは何を隠そうこの私です。
幸いにもその日はリーフレタスやキャベツの千切りがが大量にあったので、その野菜やアルミカップを使いみっちりキレイに詰め込み、無事に配達に行きました。
それからというもの、そのお客さんは味をしめたのか毎日の様にお弁当箱を持ってきます。
最近では「鶏の南蛮タルタルソース添え」や、肉汁たっぷりの和風ハンバーグなど、段々ハードルが上がってきていますが、「次は何を使って無理難題をこなしてやろうか」と思うと、ちょっと楽しみです＾＾
ポケキチ 細野
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