1月 22 2015
田舎料理
島根の実家の冷凍庫に鳥取県の大山(だいせん)の麓で穫れたという
山蕗が保存されていて、それが今までみたことの無いような細い蕗だったんです。
蕗って長くて、太くて下処理が大変、ってイメージで私の実家ではほとんど
登場しなかったのに、なぜか結構蕗は好き。
この自生山蕗は細くて柔らかく、香りも強いそう。
4月~6月くらいにしか穫れないというので、それを下処理して冷凍してあったんですね。
この山蕗を使った料理で有名なのは「きゃらぶき」かな?
山蕗を佃煮風に甘辛く煮るんです。
きゃらぶき用の蕗は皮を剥かない方がいいんだって。
下処理で一番大変なのは皮むきだから、それは家庭で作るにはいいかもね。
ちなみに以前紹介した三重県津の天むすにはこのきゃらぶきが必ずついていていました。
だからきゃらぶきって言うと天むす、って感じがする。
島根の実家ではよくジャコ炒めにするというのでいつものやつを作ってもらいました。
作り方はジャコきんぴらって感じですね。
ゴマ油でジャコと蕗を炒めて、ミリンや醤油で味をつけただけ。
でも蕗の食感とほろにがとジャコの塩気の相性がばっちり。
こういう常備菜が冷蔵庫に入っているといいですよね~。
いつもうちではあまり白いご飯を食べないんですが、こういうものがあると
ついつい白いご飯がすすんでしまう・・・。
ポケキチpeco
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