10月
29
2016

poke5458
先日お魚講座の生徒さんに大量のシソの実をいただいたんです。
それをずっとそのままにしていたのでいよいよ調理しました。
ゴメンナサイ。
シソの実は栽培している方にはおなじみですが、なじみがないという方もいるかも。
シソは一般的には葉を薬味として食べるんですが、種子が熟しかけているモノを
しその実と呼んでいます。
実際には葉の上にすずなりに花が咲きます。
その花が散り始めて、2~3個花が残っているようなときに収穫するらしいですよ。
時期を逃すと固くなったり臭いも悪くなるんだって。
9月~10月頃が収穫時期ってことなのでまさに旬の時期にいただいたんですね、ありがとうございます。
いただかなかったらたぶん作らなかったであろう、炒め物を作ってみました。
少量だったら天ぷらかなと思ったんだけど、あまりにも大量で。
写真の5倍くらいの量がぎゅっと袋に詰まっていました。
まず指で穂から種子を取り除きます。
アクがスゴイので手袋をして大量の種子をとりました。
さっと洗って塩を大量にかけてあく抜きします。
アクが強い場合は一晩くらい置くらしいんだけど、今回は30分くらい。
でもそんなにアクは感じなかったのでよかった。
それをさっと茹でます。
茹でた種子をゴマ油とシラス干しで炒めて、砂糖、ミリン、酒、醤油を加え、水分を飛ばしてできあがり。
種子のプチプチとした食感と紫蘇の香りがいいのでご飯がすすみます~。
しばらくはまかないのご飯に振りかけて食べよう。
ポケキチpeco


10月
21
2016

poke5458
いつも教室に来る前にスーパーで買い物をしてくるんだけど、その時に買うはずじゃなくても
安いからつい買っちゃうという野菜や肉があって、今日はスペアリブ。
スペアリブは主に豚の骨付きバラ肉。
沖縄だとソーキ。中華だと排骨ですね。
骨の近くの肉はおいしいんですね、でも食べにくい。
だからまかない用に圧力をかけて煮込もうかなと思ったんだけど、時間の関係でその日は漬け込むだけにして
数日後に焼く、ということになった。
肉を漬け込んで焼く、といえばチャーシュー。
漬け込むときに何に漬け込むかで味がガラっと変わります。
H先生がたまに作ってくれるのがガイヤーンみたいな鶏のチャーシュー。
ちょっとタイ料理のペースト類を入れるとピリ辛になってエスニック風に。
今回はふつうに醤油・ハチミツ・ワインにしてみた。
いつもH先生が作ってくれるチャーシューはとても甘い。
でも甘いと肉が軟らかくなるからそれは難しいところ。
私は甘味をおさえたかったのでハチミツの量をちょっと控えめにしたから肉の歯ごたえは結構あった。
あと、200℃のオーブンで表20分、裏20分焼いたんだけど、もうすこし焼くともっと肉離れがよくなるらしい。
焦げ目的にもう限界かなと思ったけどまだ焼くのか~、奥が深いですね。
よくスペアリブにはママレードを使うレシピがありますよね。
ママレードは皮も入っているため甘いだけじゃなくほどよい苦味があってそれが脂っこい肉との相性抜群、
さらにクエン酸が肉を軟らかくする、などの効果があるためハチミツや砂糖もいいけどママレードが便利。
だけど教室にはなかったので仕方なし。
年に一度くらいは作ってもいいかな?と思った料理でした。
ポケキチpeco

10月
20
2016

poke5458
おあかあじ、尻尾の赤い鯵のことです。
いつも行くスーパーで初めて見かけて思わず二度見した。
で、来月のお魚講座の試作のために鯵を買おうと思っていたのでこれを使ってみようと思って
買ってみたんです。
見た目はほぼ鯖、でも鯵にしかないぜいごというウロコもあるし。
そして尻尾は本当にキレイな赤。
別名オアカムロと呼ばれるこの尾赤鯵は私がよく検索している「魚介類図鑑」サイトでは
「知っていたら達人級★★★★」レベルでした。めずらしいのね。
これは静岡産だったんだけど、相模湾以南の太平洋側で釣られるらしい。
これ、35㎝くらいで2尾300円だったんです。
安い!でももともと安い魚らしい。
鯖と同じさばき方をしてみた。
ウロコは小さいのが包丁に結構付いたけど、手で取れるくらいの密着感。
ぜいごは通常の鯵よりは短めだった。
皮がぶよぶよと厚いけど、包丁や手で簡単にはがすことができます。
マアジに比べて身の色もちょっと赤いかな?
といっても鯵なのでカルパッチョやなめろう、フライなどで食べられるようですね。
今回は春巻きと鯵バーグ、骨でアラ汁を作ってかき玉汁にしてみました。
今度のお魚講座の時にもしも見かけたらおもしろいからみんなに見せようかなと思うけど
なかなか市場には安定して出回らないと言うことなので貴重な出会いでした。
ポケキチpeco


10月
12
2016

poke5458
今月のお魚講座は「鯛」です。
今回も5品全部鯛を使った料理を作ってます、贅沢ですね~。
鯛の時はいつも言っているのですが、なにも自分で鯛をさばかなくてもできる料理ばかりです。
アラを買ってきてアラ汁を作ったり、切り身を買ってきて料理しても十分です。
塩焼きや煮付け以外のレパートリーの参考になればと思っています。
今回も塩釜焼きを作りました。
今度はハーブ塩釜焼きと言うことで内臓を取り除いたお腹の部分にハーブやつぶしたニンニクを詰めて
ハーブソルトでコーティングします。
今回の生徒さんは作業中に写真をたくさんとっていたんですが、特に鯛を塩でコーティングして
ウロコを書いて、鯛の目と口を作ったときはみんな撮ってましたね~。
オーブンで焼いた後と、かなづちで塩をたたき割ったときも歓声が上がっていました。これはいつものことですけど。
そんなに難しくないのにみんなの目が釘付けになるのでこの塩釜焼きは是非パーティー的なときには
やってみて欲しいです。大量の塩が必要ですけど。
その他、カツレツ、ガレット、オムレツ、ブイヤベース、リゾットと盛りだくさんの料理になりました。
全部作ろうと思うと面倒かもしれないけど、量を増やして1品ずつ作ってみたらいいと思います。
今月はあと1回。ちゃんと鯛が5尾集まりますように。
ポケキチpeco


10月
07
2016

poke5458
最近野球やサッカーのスタジアムでもちもちポテトという長ーいポテトフライをよく見かけます。
たいてい外人さんがやっているワゴンカー販売なんですけど、500円くらいします。
でもそれがもちもちしておいしいんですよ。
どうやって作ってるんだろうって思ってみていたら、ところてんの機械みたいなものに
マッシュポテトを詰めて油に直接絞り出してました。
なるほどね~
で、似たようなモノのレシピを見かけたので作ってみました。
これはマッシュしたジャガイモに卵・牛乳・片栗粉・塩を入れて絞り袋に入れ、
油の中に絞り出したモノ。
絞ると勝手にポテトがクルクル渦巻くのでこんな形になります!
分量は適当にやったのでもちもちというか、ホクホクな感じだったけど、もっと配合を
厳密に考えて作ったらきっともっとおいしいモノができるんじゃないか、という期待を持てる味でした。
たっぷりケチャップを付けて2人でほとんど食べちゃった。
スタジアムのモノとはまたちょっと違うけど売っているポテトフライよりはおいしいかな~と思ったり。
ポケキチpeco

10月
05
2016

poke5458
豚子先生からいただいた栗、一緒に剥いて半分分けてもらったものを今度は栗ご飯に。
改めて作って思ったけど栗ご飯はやっぱりご飯というかおこわがいいね。
栗とおこわが一体化しておいしい。
うるち米に混ぜるだけだとちょっと違うって思っちゃうな。
白米+半量のもち米で水加減は通常どおりに。
お酒と塩を入れて炊きました。
黒ゴマがあればよかったけどなかったのでぼんやりした仕上がり。
栗はほくほくだったけどじつは私、ホクホクしたものが好きじゃなくて。
カボチャとかサツマイモとか・・・。
なので私は一口。残りはすべて家族におにぎりなどで消費してもらいます!
今年はもう次回の栗料理はまた来年かな?
ポケキチ peco
