8月 20 2010
パセリには逃げない。
ここんとこの暑さで、パセリの値段が上昇中みたい。
お店では、少し大変でしょうね。
僕が職人の頃は、料理の飾りにパセリは使わない主義でした。
パセリでごまかしたくない気持ちがあったんですね。
本来、料理って、全体のバランス(形と栄養素)を考えて作り盛り付けるのが理想でしょう。料理を盛り付けて、隙間があるからパセリを盛り付けちゃぇ~。
てのが、許せないんです。
ま、最近は歳くったんで、どうでも良くなってきましたが・・・。
このパセリなんですが、中華料理の中で何故かたくさん使う料理があります。
皆さん知っていますか?
それは、油淋鶏(ゆうりーちい)のソースです。
何故か、たくさん使うんです。何故でしょうね。
では、パセリについてうんちくを。
パセリ(parsley)は、ギリシャ語で『石』や『岩』を意味する『petro』と
セロリを意味する『selinon』からなる『petrselinon(岩場のセロリ)』に由来するそうです。また、ギリシャでパセリを岩場のセロリと呼んだのは、地中海沿岸の岩場に多く自生してたからだそうです。 なるほど。
そういえば、まだ見習いの時に、パセリとセロリの見分けがつかなくて怒られた事を思い出した。でもパセリとセロリは近かったんですね。
教室内でパセリを栽培中なんですが、チョット元気がありませんね。
植物も人間と同じで暑いときには調子が悪いんでしょう。
ポケキチ 本田
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