4月 25 2009
緑の部分VS白い部分
長ネギの話です。
『栄養があるのは、緑の部分。薬効が高いのは、白い部分。』です。
緑の部分には、カロチン、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどの栄養素がたっぷり含まれてます。
白い部分は、漢方では、『葱白~そうはく』と呼ばれ、風邪の初期症状、鼻づまり、腹痛、下痢に有効な成分が含まれ、昔から薬効があると重宝されました。
地域の違いとしては、
『関西のもんは、セコイからネギの緑の部分を食う。』
『関東のもんは、イヤシイからネギの白い部分を食う。』
な~んて言われる様に、これはネギの食文化の違いの様です。東関東で主流なのは、ネギの白い部分を食べる『根深ネギ』。根元に日光があたらない様にしてしろくしたネギ。東関東は、寒いので耕土の深さを利用した根深ネギが栽培されました。
逆に関西以西は、緑色の部分が長くて柔らかい葉ネギが主流。こちらは、暑さに比較的強いため関西中心に栽培されました。
お国柄の違いですね。
ポケキチ ナス美
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