1月 16 2015
今年も、出雲のお雑煮
まだブログは正月気分です(笑)
島根、特に出雲地方でお雑煮と言えばスルメベースの醤油味。
鳥取地方は小豆のお雑煮だって言うから隣の県でも大違いです。
数日前から日本酒に切ったスルメを漬け込んでふやかしておきます。
そのスルメと酒をベースにして、醤油・ミリン・ダシを入れて整えます。
そこに茹でたお餅と蒲鉾、海苔が入るというわけです。
このお雑煮に欠かせないのが「十六島海苔(うっぷるいのり)」、またの名を「髢海苔(かもじのり」。
出雲市の北端にある十六島(うっぷるい)と言う島で、12月から1月までという極めて短い期間にしか
収穫されないという高級海苔です。
某サイトでみたら10グラム1000円!でも本当にそんな感じなんです。
なんせ荒れ狂う日本海の岩場で人が1枚ずつ収穫しているんだから仕方ないんです。
半生で売っているものは更に高級品。
この海苔を日本酒(御神酒だったり)でといてお雑煮にのせます。
かもじのりと呼ばれるゆえんは海苔の細かさ。本当に細い髪の毛みたいなんです。
みると本当に緑や赤い海草も混ざっていて、細かくて美しい!そして繊細でおいしい。
正月3日まで毎朝食べて、またまた残りのスルメ・かもじのりのお雑煮セットはいただいて帰りました。
ポケキチpeco
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