3月 02 2016
テイスティング
さて、ここで紅茶の話を少しだけ。
紅茶はカメリア・シネンシスというツバキ科の永年性常緑樹の葉、つぼみ(芽)、やわらかい茎を原料として
発酵と感想という行程を通して製造されたモノ。
もともとは緑茶と同じ葉からできています。
その葉を発酵させないモノが緑茶、発酵させると紅茶です。
お茶の木には中国種とアッサム種、(クローナルという交配種もある)があります。
中国種は紀元前からあって、寒冷な高地に生育し、木は背が低くて横に育ちます。
アッサム種は意外にも1823年に発見されたらしく、高温多湿の場所で生育し、木は背が高くて葉も大きいです。
ちゃんとした紅茶専門店で紅茶を買うと、まず葉の名前、摘み取った時期などが書いてあります。
そんなに気にしてなかったけど違いを知るとおもしろいですね。
同じ茶葉でも茶園によって違うらしい。
摘み取った時期で味も色も抽出の仕方も変わってきます。
奥深いですね~、ちょっとした世界史か地理の勉強です。
さて、今回は6種類の紅茶のテイスティングです。
写真奥から
ダージリン(北東インド)・アッサム(北東インド)・ウバ(スリランカ)・ディンブラ(スリランカ)
・ネパール・キーマン(中国)です。(たしか)
テイスティングは同じグラム数の茶葉と熱湯で同じ時間抽出したものの
・味の濃さ・コク・味・香り
・水色(抽出した紅茶液の色)
・茶殻の色や形状
を自分の言葉で感じたままを記入していきます。
これがめちゃめちゃ難しい。
まず自分の表現力のなさに笑っちゃった。
茶色、薄い茶色、明るい茶色って意味不明・・・。
本当は○○のような色とか何かに例えて書けばよかったかなと今となっては思うけど。
でもこんな風に比較して飲んだり、表現しようと思ったことがないからしょうがないって。
ソムリエの方もそうだけど味を言葉で表現するって訓練ですね。
その後、向いているモノはミルクティーにしてさらにテイスティング。
アッサム・ウバ・ディブラ・キーマンで飲み比べてみたけど、見た目の色も違うし後味も全然違う。
自分の好きな茶葉をいただけるというのでウバをいただきました。
教わったとおりに入れて、おいしくい味わいたいと思います!
ポケキチpeco
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