10月 24 2011
利き若草・・・
私の田舎のある島根県の松江市は銘菓が揃っており、代表的なものに「若草」というのがあります。
松江のお茶の消費量は全国平均の5倍と言われ、1世帯当たりの和菓子の購買量は日本一
らしく、全国平均の1,5倍と言われ、京都や金沢と並ぶ和菓子処なんだそうです。
日常に茶の湯が習慣となっているので繊細な和菓子が続々誕生したようで、春の「若草」、秋の「山川」などが有名で銘菓と呼ばれています。
「若草」は「求肥に萌える若草色の寒梅粉をつけたもの」という紹介がされていますが
要は求肥に緑色の砂糖がまぶしてあるお菓子なのです。求肥が分厚くておいしい!
ちなみに「山川」はらくがん、つまりは砂糖のかたまり(米粉に水飴や砂糖を混ぜて型押しして
干したもの)です。一度食べたきり、甘すぎてちょっと手が出ません・・・主に仏壇に
和菓子屋さんは「彩雲堂」や「風流堂」などが有名なんですが、
私は個人的に「風流堂」の「若草」が好きです。
まわりに付いている寒梅粉のキメというか付き方というか、食感というか・・・
とにかく上品で好みなんです、まあ、あくまで個人的に。
池袋の西武デパートの地下のスイーツ売り場にも風流堂があってビックリしました!
興味のある方はぜひ!6個入りで840円です、ちょっと自分用には高いかも・・・
たまたま父親が松江に行っており、なぜか3社の若草を買って来たので
(まだいろいろな会社が若草を販売しているけど風流堂、彩雲堂、福田屋の3社)
島根出身の母親に3個並べてどれがどこの会社の若草か当ててみて!と利き若草したところ
あっさり正解していました〜、ちなみに私もわかります♪
ちなみに緑色は着色料(黄4、黄5、青1)の緑色で抹茶の色ではありません!
福田屋だけ抹茶を入れた寒梅粉をまぶしていましたが(ちょっと邪道?)あれは「若草」ではないな〜
左から・・・
福田屋/彩雲堂/風流堂
で〜す
ポケキチ YMK
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