6月 10 2009
サフラン
秋咲きの球根植物でクロッカスの仲間です。
秋に松葉の様な細長い葉を出してやや紫色の花を咲かせます。花が咲いた後も、葉は伸び、翌春5月頃に枯れて休眠します。
花びらの数は、6枚で中心に黄色い雄しべと赤くて細長い糸の様な雌しべ3が本ずつあります。この雌しべ(正確には雌しべの中柱)を乾燥させたものが高価なスパイスとしてしられるサフランです。
ひとつの花から取れる量が非常に少なく、1グラムのサフランは、160個分の花に相当するそうです。また、収穫もひとつひとつ手摘みが基本なので、手間も大変かかります。
日本には、江戸時代の末期に傷を早く治す漢方薬として入ってきました。
スペインのバレンシア産のものが最高級とされ、日本でも大分県竹田市で栽培されています。
ポケキチ ナス美
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